動物を飼う以上、飼い主としてその命を精一杯守る義務があります。
快適な環境を保つことと、病気の知識を持つことは、その第一歩ですよね。

ここでは、金魚の病気についてお話しします。
調べてみると、けっこういろんな病気があるんですよ・・・。

自分でできる治療法もありますが、緊急事態の場合はプロに相談することもあるかもしれません。
そういう時のことも考えて、買うお店は慎重になりたいポイントですよね。
縁日の金魚だとしても、飼育セットやエサなど、何かしら買うものはありますからね。
信頼できるプロを近くで見つけたいものです。

さて、話はそれましたが、金魚の病気についてです。
まずは、金魚がかかりやすい病気をご紹介します。

白点病
<症状> 体に小さな白点ができる。徐々に体全体に広がっていく。
<原因> 寄生虫である白点虫が上皮組織内に寄生することが原因。
 水温が25度以下の時に、体力の落ちている金魚にかかってしまう。
<対策> ヒーターを利用して水温を30度くらいまで上げて寄生虫を除去する。
感染の可能性があるので、金魚を別容器に入れ、0.5%の食塩水や薬品で薬浴。
飼育器具は日光に当てて消毒する。


尾ぐされ病・エラぐされ病
<症状> 尾びれ、胸びれ、背びれなどのヒレの先が白くなる。放置しておくとボロボロになってしまう。
エラぶたが腫れて、赤黒く変色する。放置するとエラが欠損して死に至る。
<原因> 傷口からフレキシバクター・カナムナリス細菌侵入することが原因の感染症。
<対策> 水質を保つことが第一の予防法。その他、水槽の金魚の数は多すぎないかをチェック。 新しい金魚を仲間入りさせる時も、相性を注意深く観察する必要がある。
また、プラスチックの「水草もどき」も体を傷つける要因になるので避ける。
 
それでもこの病気にかかってしまったら、
・まず、水替えをする
・0.6%の濃度の食塩水で食塩浴。
・それでも効果がみられないなら、パラザンD・グリーンFゴールドといった薬品を使って薬浴させる。

この病気の場合、病気が治っても、エラやヒレが元に戻ることはない。


松かさ病
<症状> 初期症状では、金魚の体が膨らんで見える。
 症状が進むと、病名の通りに、ウロコが浮いて松かさのようになる。
 放置しておくと、体はボールのように膨らんだり、目が飛び出したりする。
<原因> 肝臓の不調によって浸透圧が保てなくなることが原因のひとつ。
 もうひとつは、エロモナスハイドロフィラという細菌の感染症という場合もある。
<対策> こまめな水替えが予防の第一。
 伝染はしにくいが、かかると治りにくいので注意。
かかってしまったら、まずは水槽の水替え。
 0.5%の食塩水での食塩浴と、パラザンD、エルバージュの薬浴を併用する。
 

転覆病
<症状> リュウキン型の金魚にでる病気。
初期症状は、体が傾いたり、前のめりになって泳ぐ姿が見られる。
症状が進むと、金魚の体がひっくり返る。この状態で浮き沈みをする。
さらに進むと、おなかを空気中に出したままの状態になってしまう。
この病気だけで死ぬことはないが、他の病気にかかりやすくなってしまう。水温の低い、冬にかかることが多い。 
<原因> エサの与えすぎで、消化不良や浮き袋に異状が出るというのが、長い間定説となってきた。
しかし、最近の研究では、バランスを保つ神経の異常も原因と考えられている。
<対策> 徐々に水温を上げて、25度以上までもっていく。30度を超えると死亡の原因にもなるので水温の上げすぎには注意。
エサを与えすぎないようにすることで予防できる可能性もあるが、原因がしっかり解明されていないため、対策もとりにくい。そのため、一度かかったら治りにくい。



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